洋食のマナー
食事をする前のマナー

洋食のマナーは、食事をする前からはじまっております。
最初に注意して欲しいのが席に着く時のマナーです。
テーブルに案内されましたら、椅子の左側から着席するようにします。
また、女性の方の場合には、バッグをお持ちの方も多いと思いますが、バッグは、左わきに置くのがポイントになります。
よくバッグを背もたれとの間に置かれている方も多いと思いますが、洋食のマナー的には、姿勢が悪くなってしまいますので避けるべきとされております。
レディーファースト
洋食の場合には、レディーファーストが徹底されております。
その為、女性が上座にすわるのが大前提になります。
上座は、お店のスタッフが誘導されて、最初に椅子を引いた席になりますので、そちらに女性が座るようにスマートに誘導してください。
男性が座るタイミングとしては、女性が座った事を確認してから座るのが正しいタイミングになります。
女性が座っていないのに男性の方が座ってしまうというのは大きなマナー違反になってしまいますので注意してください。
ナプキンの使い方
洋食では、必ずナプキンが用意されております。
このナプキンは、料理の注文が済んでから膝に置くのがスマートなタイミングになります。
注文の前に膝に置いてしまうとお店の方をせかしているようにも取られますし、料理が来てから慌てて膝に置くのもスマートではありませんので注意してください。
食事を終えてから席を立つ際には、ナプキンは少し雑に畳むようにしてください。
丁寧にたたむと、このお店には二度と来ませんという意味になってしまいますので注意してください。
ナイフとフォーク
洋食では、ナイフとフォークが複数用意されております。
これは、メニューに対して一セットずつ使うからです。
洋食では、外側から使うように最初に配列されておりますので、焦らずに外側のナイフとフォークの組み合わせから使い始めるようにしてください。
フルーツやデザートを食べる時には、ショープレートの上側に置いてナイフとフォーク、スプーンを使うようにしてください。